引越し

応接間など無くったってかまわない。過去数十年を振り返ってみるに、応接間的の来客に恵まれたことがない（変な自慢だなぁ〜）。

で、応接間は、今や、飼い犬ボルゾイ花子の犬小屋になってしまった。（彼女、応接ソファーがお気に入り）

その犬小屋の隣が六畳の仏間兼居間。

わたしはここへ電気コタツを机代わりに据え、そこらじゅうに新聞や雑誌や本や何やかや釣り小道具など散らかし、コタツ上のワタほこりをフッ・フッと吹き飛ばしたりなどしているが、これがかみさんの気に入らなかった。

今日、とうとう隣の犬小屋の方へコタツごと引越しを命ぜられて、今やっとその引越しを終えたところ。

当然ながら、先住者の花子はそのまま居座っている。

引越しついでに、そこらあたりを片付けかつ整理したが、今まで幾度探しても出てこなかったノートや写真や手に馴染みの鉛筆などがゾロゾロ出てきた。

与那国名産「どなん」も出た。アルコール６０度の泡盛だ。大切にしていて、ハレ的気分のときに、チビチビ舐めていたが、あまり大切にしすぎたためか、ついうっかり机下にしまい込み、そのまま忘れていた。

引越し後の、こざっぱりしたところで、「どなん」舐めつつコタツ机に向かうと、早くも新年を迎えたような新鮮な気分。

エサ（アオイソメ）は、先週から、わが家の冷蔵庫で眠っている。庭先のバケツにはドジョウが十匹生かしてある。

今日は釣り行きできなかったが、明後日・木曜日がもし凪なら沖へ出るつもり。