猛暑でござる

年寄りメダカたちが次々倒れ、今や我が家のメダカ界はすっかり世代がわりしたようだ。

「お年寄りたちは皆熱中症でやられた」とかみさんが言っている。

炎天下の道路上に干からびたミミズ。

ミミズの苦しみ、ワシャわかる気がする。

電線のカラスがハァハァあえいでおる。

よほどこの暑さがこたえているように見うけられる。

夕立。

ホツホツと、そしてドカッと大粒の雨。

降り止んで飼い犬の散歩に急ぎ外へ出たら、舗道ははや半分乾いておる。

飼い犬２頭が、水道栓にかぶりついてガブガブ水を飲む。

風呂場へ入り、洗面器を転がすなどして、水道栓をひねるよう催促する。

彼らが水を飲みたくなる都度、わたしは風呂場へ呼び出される。

艇の修理状況を確かめてきた。

尻に穴があいておった。

プロペラシャフトを抜き去ったあとの穴である。