釣り師の目・自然体
およそ軍隊が、本当の意味で、祖国を守った例は古今東西・歴史に無いそうであります。
軍隊は、実は、自己保身のために戦うのであって、それを称して祖国防衛と同義かというと、これが案外逆だったりするそうです。
今日の読売朝刊にイラクの砲火が、戦火から避難しようとする自国民へ向けられているとか報じられている。兵士の敵前逃亡と、市民の避難とがごっちゃになっている。非常にヤバイですなぁ。
同上紙面に、米軍空母の兵士の多くが東南アジア系の人々であって、未だ米国市民権を持たぬ方たちだとある。総じて士気が低いとか。でも、総指揮官のジョンソン氏の士気はすこぶる高そうだ。
わたし岡目八目で無責任なこと言うと、ジョンソン氏はフセイン氏に、二人だけの決闘を申し出るべきじゃなかったかと思うわけです。
それにしても、一神教の復讐は怖い。“目には目を”まさに言葉通りです。
北朝鮮は基本的には儒教国。殺し合いについては、とてもじゃないが一神教の国々の敵じゃない。わたし、そう思いますがねぇ。
かつての日本ですけど、天皇を神格化してはじめて士気を鼓舞することができた。
北朝鮮のあの方、だいぶ神様的になってきたようだけど、やはり本物神様と比較すれば格落ちなのは否めない。わたし、そう思いますがねぇ。
追記・
４月１日 …… 米国（の大統領）を怒らせたら、これほどの無茶を平気でやること、よ〜くわかったです。
矛を納めても、もうだぁれも、米国のことをバカにしたり怒らせたりしないでしょう。
だから、もうやめてもらいたい。
これから先は戦争じゃない。殺りく、虐殺でしょう。
４月２日 …… イラク軍が市民を装い攻撃してくるのはルール違反だとの報道が目立ち始めた。
かつて、広島・長崎に落とされた原爆もまた、ルール違反以外のの何者でもない。
規模も思想も違うが、企業やヤクザ社会の尻尾きりも、ある種のルール違反。
社長や重役連中は安泰であって、平社員や三下の首が飛ぶ。
その意は、不要資産処分と同じである。
仮に、日本国を一つの企業とみるならば、
過疎地域を他国へ売り飛ばす手もあるだろう。市民を国民を米国軍隊に売り飛ばしてはどうか。
切羽詰ることのないよう祈るばかりである。
あぁ、わたし、左派ではない。むしろ超右派的心情のジジイである。
４月９日…… 兵士らに殺意はあるのか？
ミサイル発射ボタンを押し、銃の引き金を引く。
敵は殺す。
念入りに。
将来のために、平和のために…と。……戦争だからと。