心配事　　

 

と、いうわけで、

携帯電話機を新機種と取替え、数日間、分厚い取扱解説書に取り組み、７〜８割方マスターしたわけだが、

いざ使い始めると、まだまだ分からないことが多くあって、またぞろ、マスターし終えたはずの箇所を読み直しておる。

で、この際、実は、４割方マスターの誤りだったと白状しておきたい。

アメリカの大学卒業だなんて言ったわけじゃない。白状するにも、気が楽だ。

 

幾度でも、わかるまでページをめくればそれで済むかというと、これがそうではない。

理解度が上がるにつれ、関連オプション機器が欲しくなり、それを使った新たな可能性に挑戦したくなった。

デジカメ機能を、記録媒体miniSDメモリーカードで、大容量分記録保管することが、この携帯でできるわけだが、そのminiSDから、パソコンへ情報伝達する際に、パソコンUSB端子への接続機が必要である。これが欲しい。

 

仮にそれを買うと、また、その使用法のマスターに苦労があって、マスターし終える頃には、次の携帯新機種が発売され、そちらが欲しくなるという悪循環が見え見栄だ。すでにその兆候はあって、今朝の新聞に出ていた。ADSL並みの大容量情報伝達システムが携帯電話にも取り入れられ、３年後にはそういう機種ばかりになっているだろうとのことである。

わたし、今までにも、IT関連機器を、幾つも幾つも買っては捨ててきた。更新してきた。贅沢した実感があるかというと、まったく無い。遅ればせながら、ようやく付いて来たが、もう息が切れてシンドウてならん。

 

変な世の中になったものだ。

わたし、生来物見高い性分だ。これがあって、なんとか遅ればせながらITにくっ付き得ておる。最近は、新聞記事も、テレビ放送も、デスクトップのパソコンで観る。外国の様子も翻訳ソフトで、要旨だけは閲覧可能である。

全国各地にメル友がたくさん出来た。

変な話だが、棺おけに、パソコン入れておけば、あの世との通信も、可能な世になりそうな予感がある。

あの世専用のサーバーが出来て、だれでもご先祖様と、メールが交わせるようになるに違いない。もっとも、ご先祖様にも、パソコンの講習を受けてもらわねばダメであって、これが一番難儀なのではないか。

あぁ心配だ。

 

今日は、連続休暇２日目。退屈で、こんなこと書き綴って遊んでいたら、悪友から、誘いの電話。

今、午後３時半。

４時１１分のバスで、三宮へ遊びに出ることになった。悪友３名が待っておる。

さぁ〜て、出かける支度すっか！ヒゲでも剃ろうか。