弾　劾　　

 

今日、週刊文春３．２５を読む機会があった。例の話題の個所はわずか３ページ。

そっけない内容で、アレレといった感じ。

なんでこれが、出版禁止になったの？って感じ。

 

でも、ご当人達にとっては、おおごとだったのでしょうね。だって、７５万分も既に出荷されている。わたしのように、単に読ませてもらった者までを含めたら、百万を超えるでしょう。

ある種、有名人になられたに違いないわけだ。

人気が落ちて、陰が薄くなった芸能人が、恣意的にスキャンダル流して、人気を取り戻すキッカケにするというのを聞いた事があるが、ご長女は機せずして、人気が出てしまった。

 

プライバシーを侵された痛みは、当人しか、本当のところはわからない。

で、余人が、あれこれ言うのは妥当でない。

が、しかし、

わたし、プライバシー保護をめぐる法理論には疎いけれど…、

これくらいのことを書かれたとて、そう大騒ぎすることでもないと、わたし、思うなぁ〜。

 

比較にはならんけれど、

我が家と宅地の角を接するお宅から、若い女性の声が再々聞こえるようになって、お付き合いのありそうなご近所に聴くと、若奥さんが入られたとのこと。そう言えば息子さんはもう年頃だった。

しばらくして赤ちゃんの泣き声がして、近所で、あぁお子さんがお出来になったと話し合った。

数軒離れたお宅だけど、そのお宅の駐車場から、２台あった車が１台だけになった。離婚されたらしかった。

こんなこと、ここに書いたら、プライバシー侵害ってことでしょうね。訴えられるかも。

なにせ、皆、本当のことです。わたし、ウソは書かないから。

 

週刊文春にはがんばってほしいです、

この程度の記事で、掲載雑誌が出版差し止めになるなんて、常軌を逸している。

これが、常態化したら、とんでもないことになる。

ご長女には、迷惑なことであったろうと充分にお察しはするけれど、なにせ、言論の自由がこれをキッカケに崩れて行くかと思えば、ここは一つ賠償金の請求かなんぞで、おさめてもらいたいものだ。

 

それにしても、一番の悪者は、雑誌じゃなく、裁判所じゃないか。

法の番人が聞いてあきれる。

民主主義を、言論の自由をなんと心得ているのだ。弾劾に値する。