ザ・リホーム　　

 

ものすごいことになりつつある。

何が？

家の中が、

 

居間や台所や、あちこちの床がふぁふぁして、四股踏んだらズボッと床が抜けそうになってしもたから、しかたなしに、家のリホームに取りかったわけよ。

部屋にある家具や道具や、なんやかやを、工事期間中は、どこかへ移動させねばならんが、どこへ移動させたらよかろうか。

行く先わからぬままなれど、とにもかくにも、移動させねばならんことは間違いないから、荷造りしたですよ。

 

荷造りする前は、部屋内は結構広く、使い勝手がよかったのだけれど、荷造りし終えた後は、部屋中にダンボールが転がって、隙間が無くなってしまった。寝転ぶこともできゃぁしねぇ。

 

部屋の雰囲気が変わって、犬たちが面食らいました。

大・中・小の３匹（室内犬）が家の中を、おっかなびっくりでウロウロする。

難儀でっせ！

犬たちは、これまでは、家の中では絶対にオシッコしたりしなかった。

だけど、部屋内の様相が変わって、ウロがきた。

３匹が、競争でオシッコしまくるわけですよ。

 

今、わが家はどうなっていると思われます？

ピンポ〜ン、ダメダメ、ハズレですわ、

大人のオムツを大量に買ってきて、そこらじゅうに貼りまくっている。

床全面にオムツが敷いてある。

部屋に転がるダンボールは、側面をオムツでガードされている。

 

わたしは、四六時中、ワン等を散歩へ引き出す。

常にきゃつらの膀胱を空にしておかなくては、危なくていけない。

部屋内で、ワン等が、もそもそっと、あやしげな腰使いをしたら、即刻外へ連れ出してオシッコさせる。

 

リホーム決心の際、一番気になったのは資金・お金でした。

ワンらのことは、ぜんぜん考えてなかった。甘かった。見通しが甘かった。

なにせ、ワン等に、一言も相談掛けなかったのがいけなかった。

きちんと話をつけておけば、彼等だって、そう無茶苦茶オシッコ引っ掛けはせんだったのではないか。