年金問題　　

 

家に居ると四六時中電話があって、たいがいが利殖の相談・勧誘だ。

かみさんが電話口に出ると、

「ご主人はご在宅ですか?」と、問われることが多いらしい。

なんだかんだ言って、なかなか電話を切らせず、難儀するようだ。

たまたま、わたしが、最初に出ると、親しげな口調で、ながながと自己紹介があって、わたし気短なものだから、途中でさえぎって

「それで、なんの用事？」と言うと、

利殖関係のお勧めみたいなことを言い出すから

「年金生活者です、お金に困っとります」というと、

いい終わらない間にガチャンと電話が切れる。

いろいろ、試したが、この返事がお断りには出色のように思われる。

 

支給される年金額が今月分からドカッと減額になった。

年額にして６０万近い減額である。あぁ生死の境目…、悪代官の私腹肥やし？

決定通知書に、文句があれば出て来い（疑問があればお問い合わせください）という趣旨の説明文が書き添えてあった。

が、困る、困る、と訴え出ても、聞き入れてくれそうに思えないから、泣き寝入りするしかない。

次回、どこからか利殖勧誘の電話があったら、

「支給年金が減らされて、どうしましょう」と、泣きを入れることにする。これ、新手の利殖相談撃退方。“タイガース優勝”の向こうを張って、特許（？）登録申請しておこうかな。

 

心配は、趣味の魚釣りのことです。

いつまで続けることができるか。

ボートの維持費負担に早晩耐えられなくなるは必定。

解決法は二つ。

１．ボートを投げ出す前に、あの世へ旅立つか、体力萎えて足腰が立たなくなるかの解決。

２．どこからか思わぬお金が転がり込んで、あぁ〜メデタイ、の解決。

外れっぱなしの宝くじは、もう買ってない。

利殖には手を出さない。

バクチは下手で苦手だ。

さぁどうしたものか？？

今から、よ〜く、考えよう〜、

♪♪そのうち、なんとか、なぁ〜るだぁろう〜お〜♪♪

 

なんともならなかったら、魚釣り止めるだけ！

グジグジ考えたって、どうにも、なぁ〜りませんヨォー、だ！