ひさしの巣　　

 

今日の朝方、あの暴風雨のなか、二番目のツバメが旅立って、酔いが一気に覚め、世がはかなく思われ、神も仏もどっちを向いておるのやと、落ち込み、落ち込みしたものだから、

なにか書こうかと思ったが、たった５行しか書くことができなかった。

 

前稿の「飛翔」

変なこと書いてゴメンね！

 

で、夜が明けて、

俺は、やっぱアホヤ！

いつも、魚を平気で殺しているやないかと思った。

これって、どういうことなのでしょう。

わたし、平気で釣った魚に出刃突き刺しますよ。

 

無茶苦茶やね！

今も、蚊取り線香を焚いてます。

蚊が、かわいそうだなんて、思ったことないもんね。

なんで、あのツバメに限って、泣けたのやろ？

少し、おれの命、分けてやりたいと思ったりしたですよ。

 

生き物ですけど、植物はちょっと横へ置いておいて、動物だけど、たいがい目玉が二つありますな。

ツバメだけれど、やっぱ、目玉は二つあった。

わたしを見て、チオチオ鳴くわけですよ。

どう応じてやったらよいか分からなくて、ウロウロするばかりで、そのうち鳴き声しなくなって、気が付いたら死んでいた。

きっと、わたし、犯罪者ですよ。

自責の念に耐えませんなぁ〜。

 

あぁ〜、巣には、まだ２羽居ます。親ツバメが帰ってきました。

おっとろしくて、ひさしの巣、みることわたし出来ません。

かみさんが、親ツバメが帰ってきたと言ったから、きっとそうなのでしょうよ。