沈黙は金　　

 

政府や自治体主導のイベントは大嫌。好んでイベントを仕掛ける人は、好きじゃない。

昔からのしきたりを意味もなく守ろうとする人、因習にこだわり、祭りのしきたりにこだわる人、こういう人は大好き。

わたしの、価値観、おかしいですか？

 

イベントというのは、ある種の戦でしょうね。勝ち負けが決まります。その影響がしばらく世間を制します。

勝てば官軍、負ければ賊、てぇ感じがある。

ここが怖い。

イベント万能社会では、

瞬間だけ、勝てば好いという刹那の見せ掛けというか、ゴマカシが、大手を振ってはびこる。それを、それと知って見過ごさざるを得ないてぇのは、わたしには、苦痛以外のなにものでもない。…なかった。

 

…なかった。って、なんぞい？

わたし、かつて、イベント側に、そう、当局側に居たからね。月給もらってた。

 

国レベルでは、

古来、乱れた国情の統一の手段に、好んで他国との紛争・戦争が多用された。

他国と戦争が始まると、国内は嫌が応にも意思統一し、国難に対処しなけりゃなんねぇ。この雰囲気が国の指導者に悪用されて、せぇでもエエ戦争をしつらえたりした。

都道府県レベルでは、

やれ国体開催県だから云々とか、万国博覧会だ、花の万博だ、はたまた震災記念行事だとか…、市民祭りだ、花火だと…、これに類似のイベントネタがうんざりするほどあるんだなぁ〜。

 

大小取り混ぜ、なんだかんだの理屈をつけて、人を集めて大仰な騒ぎを起こすのが良しとされる世情、

これって、平和ボケ以外のなにものでもないよ。

ＴＶ・新聞などマスコミは、なんぞ事件があれば大喜び。イベントがあれば報道ネタができたと、ホット安心か？

不健全な世の中だネェ〜。

 

こういう発言って、不謹慎か？

 

※       イベントの意義については甲論乙駁（こうろんおつばく）だろう。

が、概ね、甲論が勝つようだ。