4月14日(土曜日)のこと 210416
この日、家島諸島の宇和島水道で37センチのマガレイを釣った。
高砂マリーナ在籍艇では、今年あげたカレイの最大寸法である。写真に撮ってある。クラブハウスに展示の段取りだ。
釣果は、他に25センチ前後のカレイが9枚。キスが約20匹。餌切れになって竿を納めたが一応は納得できる釣果。水温12.1度。月齢21日。下りの中潮4日目・満ち潮時の釣りであった。
潮が引き(潮)に変る直前に、釣り場を移動しようとバウアンカーを巻揚げにかかっていたら、友艇スモールクイックが、近寄りざま合図を送って、そのまま猛スピードで走り去った。
後で聞くと、ヒメオコゼに刺されて腕がしびれ、次第に胸まで苦しくなってきたので、命からがら走り戻ったのだということである。たかがヒメオコゼというなかれ、指先にちょっと触れた程度の刺され方でも、あっという間に、二の腕まで半麻痺状態になる。友艇の場合はたびたび刺され慣れて、かえって毒に身体が鋭敏になっていたのかもしれない。マジに死にかけたとは恐っそろしい話である。くわばら、くわばら。
「貴方はヒメオコゼ、私は生牡蠣が毒ですなぁ。わたし、先日ナマガキ(生牡蠣)に当たって七転八倒しましたでぇ」と私。
「見ました、見ました。半額安売りの牡蠣はいけません」とクイック氏。
氏は、ときおり私のホームページを閲覧されておられるらしい。
そこで、この場を借りて、氏にお見舞いを一言、
「クイックさん、その後、お姫さんのご機嫌はいかがですか?」
「今後、さわるのは奥方だけにされたがよろしいよ!」