酒 宴 ２１０７２５
サバ１・アジ５の貧果だった翌日（７月２４日）は、友艇レインボー・キャッチャーが鹿ノ瀬へ出漁したが、「ぎょうさんつれたでぇー」とのことだった。
私は、急用が出来てこの日は釣り行きしていない。残念残念。
その次の７月２５日は、
神戸元町の某呑み屋で知り合った酒豪たち（私を含め総員８名）と愛艇「はまちどり」で沖へ出た。
勇躍軍艦マーチと共に走る。
軍歌は常に艇内のオーディオにセットしてある。参加者は総員還暦経験者。カラオケのベテランばかり。両手を振って指揮する者もあって、エンジンの音ゴウゴウと勇ましく真夏の海原を走った。
１１時半に家島本島着。
割烹旅館「志みず」前のプライベート桟橋に艇をもやい、ぞろぞろ二階のお座敷へ入って、用意のご馳走を食べた。
酒は酒、夜半元町の呑み屋で飲む酒と、真昼間カンカン照りの海を眺めつつ飲む酒に、なんら違いがあるわけではない。すぐに総員酔っ払って、なんだかんだ大声で話題の取り合いがあって座が盛り上がり、ために予算は大幅超過。
呑み屋のママさんもツアー参加していて、華を添え、何かと客（？）らの世話をするのが、愛らしくもあり美しくもある。
彼女は、じいちゃんら参加者全員のマスコット。嫌がるのを無理やり上座に据えて、その実はじいちゃんらが世話をし、気を使うのである。
帰りがけに、しばらくの間、釣り糸を垂れたが、キスが少し釣れただけ。４０センチ少々のセイゴがあがったが、たった１匹。
ビールをガブ飲みし酔っ払っていたせいだろうか、誰も船酔いしなかった。
あぁ、おもしろかった。