男鹿島沖の流れ藻　　　　５月３０日

アジ狙いで出て、例によってまたキス釣りに終わった。

魚探にアジらしき魚影は写るのだが、なんとしても針に乗らない。

どうしたことかやたらと流れ藻（海草・ヒジキ）が多い。今までに経験のないことである。このような海草は、誰かが故意に千切って棄てたのでなければ、勝手に漂い出るなどはあり得ない。きっとどこかで、予想外の環境破壊があったのであろう。釣りの仕掛けにたびたび海草の切れ端がからまって、とても釣り辛かったのである。めったやたらに海底の海草をもぎり棄てたのは誰だ！　責任者出て来い！

一枚ずつだが目痛ガレイとマガレイが釣れた。ハガキよりは大きく岩波新書くらい。ぷっくら肥えていてページ数で言うと４００ページほどの分厚さ。読みごたえというか食いごたえがありそうだ。

なを、キスは数えるのがめんどうである。まぼろしアジの外道だ。

ペンシル穴子が二本釣れた。ペンシルとは鉛筆大のアナゴの意。また流れ藻かと思ったら、なんと小さいながらもアナゴだった。