呑ませ釣り　　（９月２６日）

 

高砂マリーナから方位２１０度・５マイル沖に家島諸島東端の上島がある。

その上島の手前（北）約１マイルに通称を県漁礁と呼ぶ瀬がある。

この日は、ここで、まず小アジを釣ってイケスに放ち、上島の「黄金の瀬」へ向かった。

 

小アジを鼻掛けし、完全フカセ（オモリを付けない釣り方）で置き竿する。もちろん竿には尻って綱を結わえておく。

竿を二本出し、更に１本（三本目）底釣りにセット。あわよくばヒラメも釣ろう魂胆である。

 

三本目の竿がいきなり大曲がりに曲がって大物の感触。５０ｾﾝﾁに少し足らぬが丸々太ったハマチだった。

次いで、息つく間もなく一本目の竿がひったくられて、合わすと遥か向こうで大魚が跳ねた。幾度も幾度も水面に跳ね出るのをあやしあやし取り込んでこれが６０ｾﾝﾁのシイラ。

 

２時間足らずの間にハマチ２本・シイラ２本・大アジ１本を取り込む。残念ながら取り逃がしたのが３本ばかり。やたら大きくて一気にハリスをぶち切られた。３号ハリスを５号に取り替えてなんとか取り込んだのが上記の釣果である。

 

マリーナへ帰港後、皆に見せ、得意になって撮ってもらったのがこの写真（ただし現像中なり。本稿は写真の出来を待ちかねて掲載す）。