太刀魚釣り 13.11.13
今日火曜日は、私の定休日。
昨日の天気予報が、今日の天気を良いように言わなかったので、しぶしぶ釣り行きを控えたが、案に相違して曇り勝ちながら朝から穏やかな日であった。
きっと海も凪いでいたに違いない。
凪だと思えば予報官に義理立てすることなく、早々に出かければよろしかろうというのは、事情をご存知ないからであって、娑婆社会はそう気ままに、即座に、変化へ対応できるようにはなってない。
そう、今日火曜日は、所属マリーナ(高砂マリーナ)の定休日にあたっておる。
出かけたくても、どうにもならんかった。
たまたま私は明後日木曜日もお休みだ。今日の恨みは明後日取り返すつもりだが、これが哀しいかな明日もマリーナは二日続きの定休日であって、明けて頼みの明後日木曜日は、なんと朝9時からの始業である。
朝9時ともなれば、魚々どもはすでに朝の食事を済ませて、茶でも飲んでいる時刻であろうから、釣果が伸び悩むこと予想するだになさけなく思われる。
が、すでに心は明後日に飛んでいて、あれこれ仕掛け作りに気ぜわしくてしょうがない。
この時期の狙いは太刀魚である。
友艇が、一昨日、大阪湾は須磨・垂水沖合いの横瀬周辺を試みて、身幅指4本のメーター越えを幾つかあげたらしい。水深70メートルでもっぱら早朝の釣りだったとか。
横瀬の南に通称沖ノ瀬があって、どうやらその辺りにもだいぶ船が出ていたようである。
明後日は、私は、遅まきながら沖ノ瀬をやってみようと思う。
さぁ、イメージトレーニング。
ここに落ち度があってはならぬ。
獲らぬ狸の皮算用、あわてる乞食はもらいが少ない…、
今ここに、イメージ上の釣り現場を仮想し、納得できるまで太刀魚釣りを試みておくことが肝要である。
やってみると、いろいろ気になることが多かった。
まず、在庫のケミホタルが小さすぎるように思われた。この際、大きなの複数個用意すべきである。
メダルジグでのカッタクリ釣りもやってみたい。
が、適当なジグを持ってない。
シルバー系統の150グラムほどのものが良いように思われる。
餌釣りもやりたい。餌用にイワシかサバを買って来て今日中に冷凍しておかねば、明後日の出が9時とはいえ、間に合わぬ。
幾度も幾度も、イメージトレーニングを重ねる間、もう我慢ができなくなった。
手元のジャラ銭引っ掴んで、行きつけの釣具屋へ走った。取って返して生協スーパーへ走り鮮魚コーナから小イワシのパックを2袋買った。
そうして、
今、少し気持ちを落ち着けて、買いたてのメダルジグをいじりながら、ウイスキーを舐めている。