エルニーニョ　　　　（６月２５日）

 

衆議院選挙が終わって政界は一気に沖縄サミットへ向けて動き出した。

そこで相談だが、

来春以降発生の恐れが強いエルニーニョ（異常気象）対策を、各国共通の緊急話題に取り上げてはどうか。

 

日経新聞が６月２１日報ずるところによると、西太平洋に過去最大級の暖水塊が出現したそうである。海水温が水深２００ﾒｰﾄﾙまでセ２０度に達しているとか。観測史上過去最大らしい。

西太平洋の暖水塊出現と、エルニーニョ発生の関係は、科学的に究明し尽くされている。来春以降の世界的異常気象はもう疑いの余地がない。世界規模の穀物不足が起きる恐れがある。わが国などは旱魃に悩み、いざ穀物を輸入しようとしても応じてくれる国なく、飢饉に陥る恐れがある。

 

米国やロシアはすでに、来春以降の自国民の食料確保に走っているのではあるまいか。

わが国の危機管理体制は脆弱そのものである。食料自給体制は無いに等しい。

以上のこと、釣り師の危惧にすぎなければよいが、

　

すでに余波があらわれ始めたのだろうか、アジの来遊が遅れている。先遣隊が来たのは来たのだが、漁師が網を引き回して取り尽くしてしまった。第二軍はまだ来ない。