盆アジ
いつもの年なら盆前はマアジ大釣りの時期である。ところが今年はさっぱりだ。釣ろうにもアジが居ない（下記に注）。
ここ数年、毎年この時期に千・二千と大きなマアジを釣っていたのがウソのようだ。
秘術の限りを尽くしてやっと豆アジを二十足らず釣った。
ハマチの呑ませ釣りの餌には手ごろな大きさなので、針を背負わせて（鼻がけにして）放った。ツバスの親玉のようなのが一本取れた（注・ツバスはハマチの小ぶりなもの）。
魚探に強く反応するのは片口イワシと二十センチほどの小サバの群れである。
魚屋にはこのような小サバは売ってない。生姜煮すると結構おいしいし、新鮮だからサシミで食える。わが家では〆鯖にもする。
以前新聞に釣りエッセイを書いていた関係で、いまだに見知らぬ人から突然声を掛けられる。今日は某艇が近寄りざま、「ビール投げるぞー」と冷たい缶ビールを投げて寄越した。お名前も知らない方だ。艇の写真を一枚撮った。出来上がり次第このページに載せようと思う。
注・鹿ノ瀬や須磨ノ瀬では、けっこう大きな丸アジが釣れている。しかし、わがテリトリー（家島周辺）にはなぜか周って来ない。